第14回:男性として意識してもらうために


キャストは、
仕事としてキャバクラで接客しています。

客は客のままで、
おとなしくしていて欲しい、
と思っています。

トラブルばっかりだと
とても、やっていけません。

トラブルが起きる客とは、
縁を切り、
トラブルを起こさない客とだけ、
接していきたいと思っています。

しかし、客の心境は、
そんな穏やかなものでは済みません。

お気に入りのキャストに会うために、
お金を払ってキャバクラに来ています。

何回も会いに来て、
何も変わらないでいると、
どんどん苦しい心境になってきます。

自分は、これだけのことをしているのだから、
キャストにも何らかの気持ちを示してもらいたい。

そう思ってしまいます。

それは、つまり、
見返りを求める、
ということになっていきます。

なぜ、見返りを求めてしまうのでしょうか?

見返りを求めることが、
不利になるとは思いませんか?

キャストは、
多くの客に見返りを求められているのです。

見返りを求めてしまったら、
あなたも他の客と同じ立場になってしまいます。

そんなことは、分かっている、
という人もいるでしょう。

でも、辛くて辛くて…

辛い気持ちを
少しでも押さえたくて、
見返りを求めてしまう。

見返りが手に入れば、
今の辛い状況から脱することができるから…

お気入りのキャストに
付き合ってもらいたいと思っている客は、
皆、同じ心境です。

彼氏になれるのは、
基本的に一人です。

でも、彼氏に適する客は一人もいない、
という状況になってしまいます。

多くの男性に
付き合うように求められても、
みんな同じに見えてしまって、
一人も選ぶ事ができない心境です。

ですから、
他の客と違うということを示さなければ
ならないのです。

見返りを求めてしまう事は、
もってのほかです。

まず、
嫌われるような事を
しないようにしなければなりません。

時々、キャバクラで目にするのですが、
ヘルプが席に着いているときに、
セットの途中で帰ってしまう客がいます。

そういうことをして、
指名キャストの気を引こうとしているのだな、
ということが、すぐに分かります。

しかし、お客に帰られてしまったヘルプは
悲惨です。

ヘルプは、
自分の接客が悪かったかのように
感じてしまいます。

そんなトラブルを起こして、
指名キャストの気持ちを
自分に向けさせようとしても無駄な事です。

嫌われるだけで、
関係が進展することはありません。

強引に指名キャストの気持ちを
自分に向けようとする客の気持ちは理解できますが、
グッと堪えてください。

それができるか、できないかは、
心の余裕が持てているか、いないかです。

心の余裕が無い人は、
他の客と差別化はできません。

心の余裕が無い状態で、
どんなアクションを起こしても
トラブルと思われるだけで、
嫌われるばかりです。

キャバクラ恋愛論で起こすアクションとは、
トラブルとは違います。

女性の心を開かせるためのアクションを
間違って解釈していると、
トラブルとなって、
かえって心を閉ざさせてしまいます。

さて、やっと本題に入れますが、
「男性として意識してもらうために」
とは、簡単です。

それは、告白です。

告白なんてしなくても、
キャストは、分かっていると思います。

お金をかけて何回も通っているのですから、
気持ちは、当然、分かっているでしょう。

でも、告白をしないと「ファン」のままです。

そこで、正しいアクションを起こす必要があるのです。

告白で必要になるのは、2点だけです。

「好きだ。」
というのと、
「付き合って欲しい。」
ということだけです。

多少、装飾してもいいのですが、
上記2点が正確に相手に伝わらなくてはなりません。

ここで、
「付き合ってもいい。」
という答えなら、恋愛論になりません。

ですから、
「付き合うことはできない。」
という答えとして、話を進めます。

その答えのポイントは、
「付き合って欲しい。」に対して否定されてしまっても、
「好きだ。」ということを否定することはできません。

女性の回答としては、よくあることですが、
「知らなかった。」
または、
「気がつかなかった。」
です。

これは、付き合えないことを
間接的に答えたと考えられます。

十分に相手に尽くしていれば、
告白してなくても気持ちが伝わっている筈です。

ですから、
「好きだ。」ということを否定されることは、
無い筈です。

ふざけ半分の告白すると、
「好きだ。」という気持ちを否定されてしまいます。
こういう、バカげたことはしないように。

さて、
「付き合うことはできない。」
と言われたら、
次の答えは、こうです。

「でも、本気だから諦められない。」

これで、告白は終わりです。

なるべく、
女性を追い詰めないように
しなければなりません、

追い詰めてしまうと、
先が無くなります。

今回のアクションで必要な事は、
気持ちの伝達です。

なんとなくの伝達でなく、
はっきりした伝達のための告白です。

彼氏になるためでなく、
ひとりの男性として、
意識してもらうための告白です。

女性は、期待に応えられなくて
苦しい思いをしているのでしょう。

早めに雰囲気を変え、
潔さをアピールする必要があります。

告白前の楽しい状況を
すぐに作り出しましょう。

告白とは、
自分の気持ちを伝えることであり、
見返りを求めることではありません。

フラれたから、終わりではなく、
フラれてから、スタートなのです。

相手の女性に、
「客としてでなく、男性として評価をしてください。」
という気持ちwp伝えることができれば十分です。

告白は、
何回もする必要があります。

でも、
「付き合って欲しい。」
というのは、何回も言わないようにします。

見返りを求め続ければ、
どんどん、気持ちが離れていきます。

1回
「付き合って欲しい。」
と言えば、もう、相手は分かっています。

「好きだ。」
と言うだけで十分です。

「好きだ。」という気持ちを伝え続けるだけで、
相手は「付き合った方が良いか。良くないか。」を
意識し続けます。

見返りを求めていないような印象ですが、
実は、求めているという手法です。

今日は、ここまで!

著者:叶 真翔