第18回:恋の駆け引き


「恋の駆け引き」良く聞く言葉ですね。

でも、
「恋の駆け引き」って、どういうこと?

って、自問すると、
はあ、って感じで、
ピンときません。

整理してみましょう。

まず、分かりやすい言葉で表現します。

「押す」と「引く」です。

なんとなく、分かってきた感じがしませんか?

でも、恋の駆け引きって、
どろどろした感じで、嫌なイメージですね。

キャバクラだと、
恋の駆け引きで修羅場になる可能性大です。

男性は、
いつまで経っても、客のままで、最後は怒り出す。

女性は、
引き留めようとして、心苦しい思いをし続ける。

日常では、
合わない男女は自然に離れていくものですが、
キャバクラでは、
合わなくてもガマンを続けて、
破裂するまで続きます。

恋の駆け引きを
恋の駆け引きと感じさせないことが、ポイントです。

つまり、「押す」と「引く」のタイミングをずらすのです。

もっと分かりやすくいうと、

押されると思っている時に押さずに、
押されると思っていない時に押す。

引かれると思っている時に引かないで、
引かれると思っていない時に引く。

これでも、まだ、難しいかな…

では、これでは、どうでしょう?

見返りを求められると思っている時に見返りを求めないで、
見返りを求められないと思っている時に見返りを求める。

状況を説明します。

キャストは、おねだりするものですが、
いつも、こう思っておねだりしてます。

「○○をお願いしたいけど、何か見返りを求められるかも。」

ドキドキしながら、おねだりしているんですね。

だから、
見返りを求められると思っている時に見返りを求めない、
というふうにすると意味があるのです。

でも、言われたままでは、
いつまで経っても、
「ファン」か「お客様」のままです。

いつかは、
見返りを求めなくてはなりません。

見返りを求めるのは、タイミングをずらします。

例えば、既にお話した、
嘘を見破った時とか…

でも、基本的に、
見返りを求めない方がいいでしょう。

見返りを求めるのは、
「押す」という表現のためです。

例えば、告白の時、
「付き合って欲しい。」と言います。

でも、断られたら、その場は退散します。

軽く押してみるということです。

それは、引く行動のために必要なのです。

押す前に引いてしまうと、意味がありません。

まず、押してから引く必要があるから、
押すのです。

だから、何らかの見返りを求める時は、
断られたら、すぐに諦めた方がいいでしょう。

無理に押し続けると嫌われるだけです。

さて、押したら、今度は引きます。

これも、
女性が思っているタイミングをずらす必要があります。

キャストが、

「こんなこと頼んだら、
もう、お店に来てくれなくなるかもしれない。」

と思っている時に、

「そんな事、言うなら、もうお店に来ない。」

と言ってしまっては、キャストを苦しめるだけです。

これは、引きが強すぎます。

キャストは、
安心して会話ができない相手と感じてしまいます。

だから、
キャストがおねだりしてきたときは、
押し(見返りを求める)も、
引き(もう来ない)も、
言わない方がいいでしょう。

別のタイミングに引いてみるのです。

例えば、こんな感じでどうでしょう。

店で楽しく1日を過ごして、
お気に入りのキャストと十分に親しくなったと感じられた時に
「お店に来るのがつらくなってきた。」
と、ボソッと、悲しい感じで言ってみる。

間違っても、
「付き合ってくれないなら、もう、お店にこない。」
なんて言わないように!

もう、来ない客と思われて、
携帯電話のアドレスを削除されてしまいます!

何かをする・しない、
という宣言をするのでなく、

今、こういう気持ちでいる、
ということを話すのです。

「お店に来るのがつらくなってきた。」
と言われるとキャストは不安になります。

来ないとは言ってないので、
次があるのか、ないのか分からないから、
不安になるのです。

これで、「引き」になります。

「引き」のままでは、おしまいになってしまうので、
その後も当然ありますが、
色々できるので、
あとは、あなたのオリジナルを作ってください。

今日は、ここまで!

著者:叶 真翔